なの花薬局を辞めたい！やばいとの薬剤師口コミは本当か徹底解説

2万人の薬剤師が読む転職メディア！薬剤師の転職情報は『ゆとヤク』で検索！

「なの花薬局に就職・転職して大丈夫？」「なの花薬局にやばい部分はある？」そんな疑問に答える記事です。

やばいと言われがちな、なの花薬局ですが、実は給与以外の手当面では非常に手厚く、条件としては悪くない企業です。

しかし、なの花薬局を辞めたい。という薬剤師は少なくありません。

そこでこの記事では、なの花薬局を辞めたい。という薬剤師の退職理由から、なの花薬局で働くメリット・デメリット、なの花薬局が向いている薬剤師まで徹底解説します。

この記事を読むことで、なの花薬局に就職・転職するか判断できるようになりますので、ぜひ最後まで読んでみてください。

編集部

転職者の4人に3人は複数の転職サービスを利用しています。^※1

転職はチーム戦。”希望の求人を用意してくれる”転職エージェントを多く味方につけましょう！

※1：リクルート調査

Q1．希望する職場は？

調剤薬局 ドラッグストア 病院・クリニック 企業 未定

Q2．希望の雇用形態は？

正社員 派遣 パート・アルバイト

Q3．あなたの年齢は？

20代 30代 40代 50代以上

Q4．直近の年収は？

～400万円 400万円～600万円 600万円～

なの花薬局はやばい。は本当なのか

「なの花薬局はやばい」と言われる背景には、店舗ごとの格差が大きいという実態があります。

薬剤師のスキルや人員体制、業務量などが配属先によってまったく違うため、当たり外れが激しいのが実情です。また、ブロック長や店長の方針によって雰囲気や働き方が大きく異なります。

ただし、良い評判もあるため、配属先によってなの花薬局は評価が大きく分かれる薬局です。

例えば、新卒薬剤師の離職率は9.9％と、平均並みで一定の働きやすさがあります。このほか産休・育休からの復帰率も94％と高く子育て中の薬剤師が復職しやすい環境です。

なの花薬局は、会社全体として“ブラック”という印象を持つ必要はありません。ただし、店舗ごとの差があることには注意しておく必要があるのは事実です。

なの花薬局を辞めたい薬剤師の退職理由

なの花薬局を辞めたいと感じる薬剤師の口コミで多いのは、以下の2点です。

制度や待遇自体は比較的整っているものの、実際の現場では人手不足やマネジメントの質によって大きなストレスを感じることもあるのが特徴です。

働きやすさに大きく関わってくる点なので、詳しく確認しておきましょう。

店舗によって働きやすさに大きな差がある

なの花薬局では、店舗によって働きやすさに大きな差があります。

店舗ごとの人員体制や処方箋枚数、上司の方針によって業務量や人間関係が大きく異なるためです。

具体的には、時短でも早出出勤が必要なケースや、人気のある医院の門前薬局では残業が多いケースもあります。このほか、管理薬剤師・薬局長の産休・育休→時短へ変更、となる事も多く、子育て社員のフォローで若手に負担が集中するケースなど様々です。

そのため、なの花薬局では働きやすさは店舗ごとの個別で考える必要があります。

人員不足によるヘルプの多さ

人手不足の影響でヘルプが多いことも、なの花薬局の退職理由の一つです。

特に薬剤師数が少ない地方の店舗では、休暇取得や突発的な欠員が出た場合のヘルプが常態化しており、急な出勤を求められるケースがあります。

「フル勤務の社員ばかりがヘルプで、通勤時間もプライベートも人によって差がある」「自分の予定がシフト調整に巻き込まれてストレス」という声も見られ、安定して勤務したい人には向かない環境です。

そのため、人員不足によるヘルプの多さは、なの花薬局の退職理由として多くの薬剤師が不満を持っています。

なの花薬局の離職率

なの花薬局の新卒3年以内の離職率は9.9％とされており、これは業界平均並みですが、大手他社よりも若干高い数字です。

他社と比較すると、アイン薬局では7.8％、クオール薬局では7%、総合メディカルでは6.5％となっています。

ただし、調剤薬局の中では、10〜20％台の離職率を示す企業もある中で、比較的安定して社員が定着していることが分かります。

この数字だけを見ると、「やばい」と言われるほどの離職状況ではありません。しかしながら、配属先や人間関係に左右される働きやすさがあるため、「離職率が低い＝自分にも合う」とは限らない点には注意が必要です。

なの花薬局薬剤師の悪い口コミ・評判

なの花薬局に関する口コミの中には、「研修制度が不十分」「昇給がほとんどない」「店舗ごとのルールにばらつきがある」といったネガティブな意見が一定数見られます。

ここでは、実際に薬剤師が感じた不満の中から代表的な内容を整理し、転職や就職を考える際に注意すべきポイントを具体的に紹介していきます。

研修制度が不十分で薬剤師の知識量に差がある

制度としての研修は用意されているものの、現場レベルでは十分に活用されていないという声が多く見られます。

特に中途入社の薬剤師からは「形式だけの研修で、現場に出てからはほぼ放置だった」という意見が目立ちます。

新人教育やフォロー体制の濃さが店舗や上司によって異なるため、スキルの定着や安心して働ける環境が整わないと感じる人も少なくありません。

研修を重視したい薬剤師にとっては、好ましくない環境と言えるでしょう。

年収・昇給率が低い

年収は採用コースによります。初年度で地域限定職は約400万円・全国職は約530万円ほどです。ただし、30代でも500万円に届かないというケースもあり、新卒採用時の年収は比較的高いものの、昇給率が低く年収が上がらない特徴があります。

「数年働いてもほとんど昇給がない」「評価制度が曖昧で給与に反映されない」といった声も多く、モチベーションを保ちにくいと感じる薬剤師もいます。

経験を積むにつれ、条件の良い薬局へ転職していく薬剤師が多いのも、なの花薬局の実態です。

店舗ごとに独自ルールがあり非効率

なの花薬局では店舗独自のやり方が多く、「隣の店舗と対応方法が全く違う」といった混乱が起きやすい環境です。この背景には、薬局のM&Aで店舗数拡大を図ってきた背景があります。

本部からの統一ルールはあるものの、事務作業の割り振りや薬歴の入力方法など、基本的な業務ですら店舗単位で異なり、応援に行った際に戸惑うという声も見られます。

多店舗ヘルプが多いだけに、店舗ごとに方法が異なるのは薬剤師にとって、大きな負担です。

なの花薬局薬剤師の良い口コミ・評判

実は、なの花薬局で働くことにポジティブな印象を持っている薬剤師も少なくありません。

主な口コミ・評判は以下です。

特に、産休・育休の取得や復帰支援制度が整っている点や、住宅補助や各種手当などの福利厚生が充実している点は、多くの薬剤師にとって魅力といえます。

「子育て中でも無理なく働ける」「休暇が取りやすい」「制度がしっかりしているから安心して続けられる」といった声は、安定志向の薬剤師にとって大きな安心材料になります。

産休・育休からの復帰率が高い

なの花薬局では、実際に制度を利用して職場復帰している薬剤師が多く、育児中でも安心して働ける環境が整っているという声が複数あります。

「急な子どもの体調不良にも理解がある」「子育て中の薬剤師同士で助け合える雰囲気がある」といった口コミも見られ、特に女性薬剤師からの支持が厚い職場です。

結婚や出産を経ても長く働きたいと考えている方には、なの花薬局は安心できる職場の一つといえるでしょう。

給与以外の手当が充実

なの花薬局では、給与以外の手当が充実しています。

特に広域勤務（全国・エリア両方）の場合は、家賃補助・引越費用が『会社負担100％』、かつ赴任支度金10万円が支給されます。

自宅通勤職勤務職でもひとり暮らし支援で25,000円の補助が出ます。

このほか、広域職には月額10,000円の奨学金の返済サポートなど、手厚いサポートが受けられます。

「家賃補助が出るので、生活コストを抑えられる」「他社にはない奨学金返済サポートが実は大きい」など、支援内容が充実している点を評価する声が見られました。

手当を含めると実際の年収が増える薬剤師もいるでしょう。制度を上手に活用することでメリットを感じやすい環境です。

なの花薬局に就職・転職は大丈夫？

「なの花薬局はやばい」という口コミを見て不安になる方も多いかもしれませんが、実際のところは「合う人には働きやすく、合わない人にはストレスになる」というバランス型の薬局です。

特に、家庭との両立を重視したい方や、制度を活用して長期的にキャリアを築きたい方には向いている環境といえます。一方で、明確な昇給・評価制度を求める方や、マニュアル化された効率的な職場を好む方にはやや不向きかもしれません。

配属先や上司によって環境が左右される面が大きいため、転職前には可能な限り転職エージェントやOBOGなどから、具体的な勤務店舗やブロック体制について情報を集めることが重要です。

なの花薬局にパワハラはある？

なの花薬局はパワハラ気質な企業ではありません。そのため口コミの中でも、パワハラに関する内容は確認されませんでした。

制度上も職員の長期的な定着や成長を前提とした設計がされており、「短期的な成果やスパルタ式マネジメント」を良しとする社風ではありません。

ただし、職場や人によっては「圧が強いと感じることがある」「上司によっては意見が言いづらい」といった感想が出てくるのは事実です。

パワハラはありませんが、店舗ごとの雰囲気やマネジメントスタイルの違いがストレスにつながっている可能性があります。

なの花薬局にノルマはある？

公式にはノルマ制度は存在しませんが、実際には「売上目標」や「かかりつけ取得件数」「健康相談件数」など、数値での管理がされている店舗もあります。

それを「目標」と前向きに捉えるか、「ノルマ」としてプレッシャーに感じるかは人によって異なります。「達成しなければ評価が下がる」「店舗全体で数字を追いかけている」といった声もあるため、数字に対する感度が高い人は注意が必要です。

特に数字での評価にプレッシャーを感じやすい方は、面接時に実際の店舗方針やマネジメントスタイルを確認しておくと安心です。

なの花薬局の雇用条件

給与水準、残業時間、休日、有給取得のしやすさ、住宅手当や福利厚生の内容などを以下で解説します。実際に働き始めた後の生活に直結するポイントなので、ぜひチェックしてください。

公式HPや口コミサイトをもとに、実際の雇用条件をわかりやすく整理し、他社と比較した際の強み・弱みも交えて紹介します。

あお 編集部代表

なの花薬局以外の調剤薬局も就職先の候補になっている方は以下の記事も参考になります。

【完全版】調剤薬局はどこがいい？就職におすすめの会社ランキング

2025年8月16日 【完全版】調剤薬局はどこがいい？就職におすすめの会社ランキング

なの花薬局の基本情報-売上高・店舗数・薬剤師数

まずは、なの花薬局の売上高・店舗数・薬剤師数・1店舗あたりの薬剤師数です。

基本情報になるので把握しておきましょう。

薬局名	売上高	店舗数	薬剤師数	1店舗あたり薬剤師数
なの花薬局	約 1,095億円（2023年3月期）	475店舗	2,048名	4.3名

売上高・店舗数・薬剤師数は業界内でも6位。

薬局店舗の人員配置の目安となる『1店舗当たりの薬剤師数』は、4.3名と他社と比較して若干多めです。

なの花薬局薬剤師の初任給

初任給の金額は各社の2026年卒向け公式採用ページから引用しています。

薬局名	初任給 上：エリア限定 下：全国	想定年収 上：エリア限定 下：全国	初年度平均年収
なの花薬局	284,000円 384,000円	3,976,000円 5,376,000円	4,676,000円

初任給は全国職で38.4万円と競合他社と比較し全体5位。自宅通勤のエリア限定職では28.4万円で全体の3位と比較的高い水準です。

新卒採用の年収としては高水準のため、新卒で就職する際の条件としては悪くありません。

なの花薬局薬剤師の年収・月収

なの花薬局のキャリア採用年収は非公開のためデータがありません。

公式HPの求人情報から引用しています。（公式HPに掲載のない薬局はランキングから除外しています。）

大手他調剤薬局のキャリア採用年収の相場では、全国職では600万円以上、自宅通勤職では、420万円以上が目安です。

なの花薬局薬剤師の残業時間

なの花薬局薬剤師の残業時間は平均10.4時間で他社より少ないです。

実際の残業時間は店舗によることが多いため、ここでは各社の数字を比較して目安程度に捉えておくようにしましょう。

薬局名	残業時間
なの花薬局	10.4

注目すべきは、日本調剤です。上位と比較して倍以上の残業時間であることから、全般的に残業の多い環境であることがうかがえます。

なの花薬局薬剤師の年間休日・有給休暇

なの花薬局の公式HPから年間休日日数と有給休暇取得日数を合計した『総年間休日数』をランキングしました。

なの花薬局は年間休日が120日と他社と比較して少ないです。ほか大手薬局では126日や125日のほか、122日以上の薬局が多くあります。

休日日数を重視する方は他社とも比較してなの花薬局の就職・転職を検討しましょう。

薬局名	総年間休日数	年間休日	有給取得日数
なの花薬局	131日	120日	11.3日

なの花薬局の借上げ社宅・家賃補助

なの花薬局公式HPから家賃補助の負担率を調査しました。

80％負担の薬局が多いなか、なの花薬局は他社よりも会社負担率が大きく、100％会社負担です。

借上げ社宅で収入手取りを増やしたい薬剤師には、良い条件となっています。

薬局名	会社負担率
なの花薬局	会社負担100％

なの花薬局の転勤・異動範囲

なの花薬局の転勤・異動範囲は、採用コースごとに分かれています。

主流は3コースの分類で、それぞれのコースによって給与が異なります。

薬局名	出店エリア	転勤
なの花薬局	全国	①全国対象：全国配属／転居あり ②エリア対象：6エリアから1つ選択／転居を伴う異動あり ②自宅通勤：通勤90分を目安

なの花薬局の教育・研修制度

なの花薬局の教育・研修制度は制度自体は整っています。

ただし、なの花薬局の薬剤師からは研修が実務に活かされていないと、あまり評価されていません。

薬局名	教育・研修制度	階層
なの花薬局	・新人研修 ・1～4年目の必須継続研修（Pharmacist Basic：安全管理/症例検討 等） ・eラーニング・管理職研修・社内学会など	新人＋1～4年目

なの花薬局の子育て支援制度

なの花薬局の子育て支援制度は整っているものの、他社と同等レベルです。

特に、育休・時短勤務を継続できる期間は、子育て世帯には大きな問題なので、しっかりチェックしておきましょう。

ちなみに、子育てに関する条件が特に良いのは『総合メディカル』です。

薬局名	育児休業	育児短時間勤務	その他
なの花薬局	・子が1歳になるまで	・小1修了まで	・選択型福利厚生で育児補助金

総合メディカルはやばい？薬剤師の評判・口コミを徹底解説

2025年8月29日 総合メディカルはやばい？薬剤師の評判・口コミを徹底解説

なの花薬局のその他・福利厚生

なの花薬局の福利厚生をリストにしました。

奨学金を取得していた方は、奨学金の返済支援がある薬局を選ぶと大きなメリットになりますので、参考にしてみてください。

薬局名	医療・薬代補助	奨学金返済支援	カフェテリア/会員制	特別休暇・独自休暇	保養所/リゾート
なの花薬局	―	奨学金返済サポート/都市就業支援手当	―	スポーツ・文化活動特別休暇	―

なの花薬局で働くメリット・デメリット

働くうえで何を重視するかによって、なの花薬局が「自分に合う職場」かどうかは変わってきます。安定志向で福利厚生を重視する人にとっては、なの花薬局の制度や環境は大きな魅力になります。

一方で、昇給の少なさや店舗間の差、数字に対するプレッシャーなどをデメリットと感じる薬剤師もいます。転職してから「思っていたのと違った」と後悔しないためには、実際の声に基づいてバランスよく判断することが必要です。

ここでは、なの花薬局で働く上での代表的なメリットとデメリットをコンパクトに整理し、キャリア選択の判断材料を提供します。

なの花薬局で働くメリット

なの花薬局は産休・育休の取得実績が高く、時短勤務や子育て支援制度も整っており、ライフステージが変わっても働き続けやすい環境です。

住宅補助や奨学金返済支援など福利厚生も充実しており、広域職での待遇改善も期待できます。離職率が低く、安定志向の薬剤師には向いている職場といえるでしょう。

なの花薬局で働くデメリット

店舗や上司によって働きやすさに差があり、「当たり外れが大きい」と感じる声が多くあります。

新卒年収は高いものの、その後の昇給がいまいちで、給与を理由に転職を検討する薬剤師も多いです。

さらに、ヘルプ勤務の頻度が負担に感じられることもあり、安定性を求める人には注意が必要です。

なの花薬局が向いている薬剤師

どんな職場にも「向いている人」「向いていない人」が存在します。なの花薬局も例外ではなく、制度や環境を活かせるかどうかは、その人の働き方のスタイルやキャリア志向によって異なります。

たとえば、育児と仕事を両立させたい薬剤師や、安定した環境で長く働きたい人にとっては、制度が整ったなの花薬局は魅力的な選択肢になるでしょう。一方で、スピード感のある昇進や裁量の大きさを求める人にとっては、物足りなさを感じるかもしれません。

この章では、自分の志向と照らし合わせながら、なの花薬局に向いている人物像を具体的に描き出していきます。

広域勤務ができる若手薬剤師

異動や応援勤務にも前向きに取り組めるタイプの薬剤師には、広域職制度や住宅補助などの恩恵が大きく、さまざまな経験を積むチャンスがあります。キャリアの幅を広げたい20代には魅力的な制度が揃っています。

子育てを考えている薬剤師

育児と両立しながら働きたい人にとって、産休・育休制度が実際に活用されている環境は大きな安心材料です。復帰後の時短勤務制度や、ママ薬剤師同士でのフォロー体制なども整っており、長期的な視点で働きやすい職場と言えるでしょう。

まとめ｜なの花薬局はやばい企業ではない

「やばい」と言われる背景には、店舗ごとの環境差や人員の問題がありますが、会社全体として見れば福利厚生や勤務制度は充実しており、決して“ブラック企業”と断定されるものではありません。

大切なのは、自分にとって「どんな働き方がしたいのか」を明確にし、それが実現できる環境かを見極めることです。特に、勤務店舗や上司によって大きく働き方が変わる傾向があるため、転職前にしっかりと情報収集を行うことが後悔しない第一歩になります。