薬剤師は実は多くのストレスがかかる職種です。
日々、患者さん・同僚との人間関係や業務のプレッシャーでフルストレスな薬剤師という職種は、うまくストレスを解消しないと仕事がしんどくなります。
そこで、この記事では薬剤師が感じるストレスの原因から、効果的なストレス対処法、さらには職場環境の改善について詳しく解説します。
この記事を読むことで、薬剤師としての仕事をより快適に過ごし、ストレスを軽減する方法を見つけることができます。
具体的には以下の通りです。
- 薬剤師におすすめのストレス解消法18選
- 薬剤師が感じるストレスの主な原因
- 心身のリフレッシュ法
- 転職やキャリアチェンジの検討について
ぜひ、自分に合ったストレス解消法があれば、試してみてください。
薬剤師におすすめのストレス解消法18選
薬剤師は医療職の中でもストレスの大きい職種です。
ここでは、薬剤師におすすめするストレス解消法を紹介します。
自分に合ったストレス解消法が見つかれば、日々の生活も少しは楽になっていきます。
できそうなものがあれば、自分へのご褒美や心身のケア・メンテナンスだと思って、ぜひ試してみてください。
①美味しいもの好きなものを食べる
とにかくおいしいものや好きなもの”だけ”をひたすら食べる！
ホテルのランチビュッフェなんかは特におすすめ！
②思いっきり寝る
時間を気にしないで思いっきり寝ると疲れもスッキリ！
注意点は、時間がかかるので他のことができなくなること。
優先順位を決めてやってみて！
③ショッピング
好きなものを買うワクワクは心の充電にもなります。
おすすめはネットショッピングよりリアル店舗でのショッピング。
偶然に出会うことで、日常と違う時間の使い方ができます。
④旅行
なかなか時間は取れないけれど、旅行は非日常体験としてはかなりハイパフォーマンス。
海外ならソウル（韓国）、釜山（韓国）、台北（台湾）、台南（台湾）、シンガポールは2日あれば弾丸OK！
ホーチミン（ベトナム）、バンコク（タイ）、セブ（フィリピン）、グアムは3日あれば弾丸OK！
⑤おうち映画館で一気見
部屋を暗くして朝から晩まで見たかったドラマ・アニメ・映画を見まくりましょう。
一気見で見終わった後の充実感と達成感はたまりません。
おすすめは倍速再生。Netflixなら1.5倍再生もできますよ。
ちなみにPCで視聴できるなら、ビデオスピードコントローラーというchromeブラウザの拡張機能がおすすめ！アマプラもYoutubeもNetflixも0.25x、0.5x、0.75x、1.5x、2x、3x、4x…と再生速度は自由自在です。
⑥家族に相談
自分を良く知る人とゆっくり話をしてみるのもおすすめ。
自分では気づけなかったことや悩みも、話す・聞くことでスッキリします。
⑦ゆっくり半身浴
おすすめはバスソルトを入れてたくさん汗をかくと良いです。
半身浴しながら読書やマンガ、タブレットで動画視聴なんかもできます。
冷え性対策にもなって、心も体もリフレッシュ。
⑧スーパー銭湯
スーパー銭湯も最高に良いストレス解消です。
まず大きなお風呂につかるだけで足の疲れが取れます。（水圧によるマッサージ効果ですね）
お風呂もあって、ごはんもあって、昼寝もできて、ちょっとしたゲームコーナーもある。
たまには”オフ”でだら～っとしてきて良いですよね。
⑨スキンケア
ちょっと良いパックを買って、ホームケアに時間をかけてみましょう。
自分にちょっとしたご褒美をあげることでストレス解消になります。
⑩アロマキャンドル
意外と効果を感じられるのがアロマ。
香りでリラックスしながら、15分ぼーっとするだけで、すっきりします。
⑪パーソナルストレッチ
個人的におすすめ！
自分でやるのは億劫だけど、プロに施術してもらうと効果絶大！
普段仕事で負担がかかっている足や背中、肩の筋肉の緊張がやわらいで、スッキリしますよ。
⑫マッサージやエステ
自分にお金をかけることはとても大事！
躊躇う金額ってこともあるかもですが、ぜひ仕事で頑張っている自分を労ってあげてください。
⑬自分に合った高級寝具にする
ハードルは高いけど、おすすめしたいのは良い寝具を使うこと！寝具の効果は絶大です！
毎日ホテルのふかふかのベッドで寝れる。あったかくて軽い羽毛布団でぐっすり寝れる。
これだけで体の疲れも心の疲れも回復していきます。
筆者はSealy（シーリー）というメーカーのマットレスにして大正解でした！気持ちよすぎ！
優先順位は「マットレス≫掛布団≫まくら」です。
⑭デパ地下のお惣菜を買う
これも楽しいのでおすすめ！
普段はちょっと高くて買えないデパ地下のお惣菜。
ビュッフェにいった気分で予算を決めて買ってみましょう。
自分だけのスペシャル感で心が満たされます。
⑮早起きカフェモーニング
ちょっと早起きしてカフェに行ってみましょう。
朝のゆっくりな時間の流れ・空気・光は、いつもと違う世界に入れます。
筆者は朝カフェ大好きなので、モーニングを頼んでコーヒー片手に読書が最高です。
⑯ヒトカラ
やってる人も多いかも？
歌うことで感情の発散になります。人前で歌うのが苦手な人も、思いっきり声を出せるヒトカラなら好きなだけ歌えます。
仕事帰りに30分寄ってくだけでも十分な爽快感！
⑰公園や水辺をジョギングorウォーキング
街中ではなく、緑のある公園や川・池などの水辺というのが大事！
近くになければ、電車や車で遠出するくらいでも価値ありです。風や光を体いっぱいに感じてリフレッシュできます。
⑱やりたいことリストを作る
とにかくやりたいことを好きなだけ書き出しましょう。小さいことから大きいことまでなんでもOK。
一つずつ取り掛かってみると、達成感と自分の人生生きてる感で、生活が充実してきます。
薬剤師2年目で転職した人の5つの理由と知っておきたい有利な選択
薬剤師2年目で転職した人の5つの理由と知っておきたい有利な選択
薬剤師が感じるストレスの主な原因
薬剤師は様々なストレスを感じることがあります。
その原因としては、業務上のプレッシャーや労働時間、職場の人間関係などが考えられます。
また、ドラッグストアや病院といった職場によっても、悩みやストレスの内容は変わります。
以下では薬剤師にかかる様々なストレスを具体的に紹介していきます。
高い責任感からくる過剰なプレッシャー
薬剤師は、患者さんの命に関わる重要な仕事を担っているため、高い責任感を感じることがあります。
この責任感からくるプレッシャーは、薬剤師にとって大きなストレスです。
特に、病院薬剤師では一般的には処方されない薬剤の調剤や、患者の飲み合わせも考慮した服薬管理も求められるため、薬剤師のストレスは非常に大きくなります。
このほか、忙しい薬局でも、調剤業務や服薬指導だけでなく、在宅訪問やレジなど人手不足から業務範囲が広くなり、精神的な疲弊が進むこともあります。
そのため、薬剤師にとって高い責任感とプレッシャーからくるストレスは非常に大きいです。
薬剤師がしんどい10の原因と仕事が大変でつらいときの対処法！
薬剤師がしんどい10の原因と仕事が大変でつらいときの対処法！
職場での人間関係の悩み
職場での人間関係は、ストレスの大きな要因です。
特に薬剤師は、医者や看護師とも関係を築く必要があります。
職場の環境が良くない場合、患者や同僚、上司とのコミュニケーションが上手くいかないことがあります。
相性や顔ぶれの違い、さまざまな状況が人間関係を悩ませる原因となります。適切な対策が必要とされます。
薬剤師の人間関係悩み解決！転職でストレスフリーな職場へ
無理な勤務スケジュールと労働時間
無理な勤務スケジュールや労働時間は、薬剤師のストレスを増加させる要因です。
残業が多いことや、休日が取れない状況、出勤が多いことなどが挙げられます。
これらの状況が続くと、身体や精神的な健康に悪影響を及ぼすことがあります。
適切な休日や働き方改革を行い、適切な対策が求められます。
患者とのコミュニケーションストレス
患者とのコミュニケーションも薬剤師にとってストレスとなる要素のひとつです。
患者の病状や薬に対する質問に対応したり、不安を解消したりすることが求められます。
また、患者とのコミュニケーションがうまくいかない場合があることもストレスがたまる原因の一つです。
コミュニケーションが難しい患者さんもいますしね…。
薬剤師に疲れた…リアルな実態と疲れる職場の特徴と3つの対処法
薬剤師に疲れた…リアルな実態と疲れる職場の特徴と3つの対処法
効果的なストレス対処法を知る
薬剤師として働く中で、職場でのストレスは避けられません。
しかし、効果的なストレス対処法を知ることで、自分の気持ちや業務への影響を軽減できます。
コツとしては、自分自身のストレス発散法を見つけることです。
趣味や運動、家族や友人との交流など、ストレスを発散する方法は人それぞれなので、自分に合ったストレス対処法がわかると今後の薬剤師業務も楽になっていきます。
また、ストレスが溜まる原因を特定し、それに対処することも大切です。自分自身の環境や業務の特性を理解し、無駄を省いたり、適切な方法でストレスの原因から距離を置くことも重要です。
セルフケアの重要性と心身のリフレッシュ法
まず、ストレスに対処するには、心身をリフレッシュさせることを意識してみましょう。
心のリフレッシュと身体のリフレッシュ、実はどちらも行うことが重要です。
おすすめなのは、なるべく休暇を取るように心がけること。
責任感が強く、真面目な方ほど、休めず心身が疲弊しがちです。まずは無理にでも休むことを心がけましょう。
また、心のケアとしては、カウンセラーや専門家に話してみることもおすすめです。
実は編集部でも心を病んで、カウンセラーに相談したことがありました。的確な状況の理解と本質的なアドバイスをくれたので、自分が何をすべきかが明確になります。
悩みやストレスを言語化でき、ストレスの対処法についてもアドバイスを貰えるのは、非常に効果が高いです。
薬剤師としてより良い仕事をするため、ぜひ心身のケアは大事にしましょう。
時間管理と仕事の効率化
仕事の効率化と時間管理は、薬剤師としてのストレスを軽減するために重要です。効率的な業務フローを作成し、余計なストレスを回避しましょう。
まず、業務の順序や内容を整理し、スムーズに進めることができる方法を確立しましょう。また、無駄な作業を削減し、本当に必要な業務に集中しましょう。
さらに、休憩時間の活用も大切です。適度な休憩を取り入れることで、心身の緊張を和らげ、ストレスを軽減できます。
上記の方法で時間管理と仕事の効率化を図ることで、職場でのストレスを改善し、より充実した薬剤師としてのキャリアを築くことができます。
のんびり働きたい薬剤師におすすめの仕事と診療科11選｜求人の選び方を解説
のんびり働きたい薬剤師におすすめの仕事と診療科11選｜求人の選び方を解説
コミュニケーションスキルの向上
薬剤師として働く中で、コミュニケーションスキルの向上は大変重要です。良好な人間関係を築くことで、職場でのストレスを減らすことができます。
まず、患者や医師、同僚とのコミュニケーションを大切にしましょう。相手の意見や要望を理解し、適切な対応を心掛けることが重要です。
また、薬剤師同士のチームワークも重要です。お互いをサポートし、問題解決に取り組むことで、職場の雰囲気を改善し、ストレスを軽減できます。
コミュニケーションスキルを向上させることで、職場での人間関係が良好になり、働く中でのストレスを軽減することができます。
薬剤師のストレス発散法
薬剤師はストレスがトップクラスに高いことで知られる職業です。
職場での上司・同僚との人間関係や、患者との接し方が悩みの原因となることが多いです。
また、調剤ミス防止に努めるうちにストレスが溜まることもあります。早めのストレス解消が大切です。
ここでは、薬剤師がストレスを軽減する方法を解説します。自分に合った方法があればぜひ生活に取り入れてみてください。
適度な運動や趣味を楽しむ
仕事にストレスを感じる場合、プライベートの時間も充実させることで気持ちをリフレッシュしましょう。
趣味に没頭することで、マイナスの感情を循環させないようにし、職場との関係も軸が変わるでしょう。
休みの日に、適度な運動を行ったり、旅行に行ったりすることで日常から離れることができます。
気持ちが軽減され、明日からの仕事に活力が生まれます。悩みをもう一度見直して、趣味や楽しみを大切にし、人間関係や仕事の問題解決に役立ててください。
効果的なリラクゼーション法
薬剤師のストレス解消に効果的なリラクゼーション法としては、アロマセラピー、ヨガ、メディテーションなどがあります。
これらの方法を取り入れることで心身共にリラックスし、ストレスを減らすことができます。
また、短時間でできるストレッチや深呼吸も効果的です。自分に合ったリラクゼーション法を実践し、ストレス解消に努めましょう。
職場環境の改善を図る
職場の環境改善はストレス軽減に大きく関係します。
また、職場の整理整頓や、業務の効率化も重要です。
調剤ノルマや人間関係のトラブルを最低限に抑えるため、無理のない範囲で自分の業務や待遇に関する改善提案を行いましょう。
無視や悪意のある態度に対しても気持ちを落ち着けて対応し、職場のストレスを軽減するよう努めましょう。
薬剤師は割に合わない！年収を上げる対策法を徹底解説
転職やキャリアチェンジを検討
薬剤師として働く中で、職場のストレスや待遇に不満を感じることはよくあります。
その原因は多岐にわたり、単独で解消が難しい場合もあります。リセットや対策を施しても、ストレスが続く場合は、職場を変えることが一つの解決方法です。
転職によって勤務先を変えることで、職場環境や人間関係が改善される可能性があります。
また、多様な薬局や病院、製薬企業など、他の業務に異動することで自身のスキルや経験も広がり、より良い待遇を受けられることもあります。
そこで、転職やキャリアチェンジの検討が大切になります。自分の希望や悩みを整理し、自身に合った職場を見つけてストレスを解消しましょう。
薬剤師の珍しい仕事7選！異業種レア求人の年収と転職方法を解説
薬剤師の珍しい仕事7選！異業種レア求人の年収と転職方法を解説
ストレスに対応できる職場の選び方
ストレスに対処できる職場を選ぶことは、薬剤師にとって重要です。職場環境や人間関係が良好であることが大切ですが、それだけではなく、自分自身がストレスと上手く付き合える状況も求められます。
コミュニケーションが円滑な職場であれば、同僚や上司との意見交換で悩みを共有し、問題解決に繋がることがあります。また、チームで業務をこなす場合、チームメンバーの特性や違いを理解し、気持ちをサポートしあうことが大切です。
職場選びの際は、自分に合った環境や業務を考慮し、ストレスに対処できる方法を検討してみましょう。
薬剤師でも楽すぎな職場・職種6選と楽な条件5つを実態から徹底解説！
薬剤師でも楽すぎな職場・職種6選と楽な条件5つを実態から徹底解説！
薬剤師のストレス対処のまとめ
薬剤師として働く中で、ストレスに対処する方法はさまざまあります。自分の状況や職場環境を良く理解し、問題の原因を突き止めることが重要です。また、適切な対策や行動を行いながら、上司や同僚とのコミュニケーションを大切にしましょう。
どうしてもストレスが解消できない場合は、転職やキャリアチェンジを検討することも考えられます。薬剤師の職場選びは、自分に合った環境や業務を重視しましょう。
今回の内容を参考に、あなたのストレスに対処できる方法を見つけ、心身共に健康な職場環境を実現しましょう。次の一歩を踏み出すことが大変ですが、まずは相談から始めてみてください。
