MS(医薬品卸販売担当者)の年収と推移を徹底解説

MS(医薬品卸販売担当者)の年収は、実は特徴があります。

この特徴を知っておかないと、就職・転職する際に「あっちにしておけばよかった…」と後悔してしまうこともあります。

この記事では、MS年収の具体的な金額のほか、年収の特徴や年次ごとの推移についても詳しく解説しています。

また、MRとの仕事の比較についても解説しているので、職種選びで悩んでいる方にはおすすめです。

この記事を読むことで、MSへ転職した場合の年収の想定ができるようになりますので、ぜひ最後まで読んでみてください。

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医薬品卸のMSの年収

医薬品卸のMSの平均年収は約500万円と言われています。

4大卸と言われる、大手医薬品卸のMSでも400万円ほど〜600万円ほどがボリュームゾーンで、役職がつくことで700〜900万円までの昇給が見込めます。

ここでは、主要大手4社の平均年収について解説していきますので、ぜひ参考にしてみてください。

アルフレッサ

アルフレッサのMSの平均年収は約476万円です。

下は300万円〜、上は800万円ほどになります。

年2回のボーナスと決算賞与が出るケースもあります。昇給は年1回。

評価制度は一般的で納得している社員も多くない印象です。

スズケン

スズケンのMSの平均年収は約522万円です。

下は390万円〜、上は900万円ほどになります。

給与は競合と比較しても良い水準。昇給額は6,000〜10,000円/年ほどです。

基本給は22万円〜45万円ほどで、一般職ではさほど高くありませんが、役職がつくと比較的高い金額に上がります。

メディパル

メディパルのMSの平均年収は約512万円です。

下は360万円〜、上は880万円ほどになります。

MS職8年目(32歳)で約600万円ほど。

競合と比較しても比較的高い年収で、年齢給による昇給が大きいです。

東邦ホールディングス

東邦HDのMSの平均年収は約456万円です。

下は300万円〜、上は700万円ほどになります。

年に2回のボーナスもありますが、他社と比較して金額は低い水準です。

ただし、2024年近年では大幅な昇給がされており、33歳までは年1万円ほどの昇給が見込め、昇給ペースは他社と比較しても早い水準です。

MS(医薬品卸販売担当者)の年収の特徴

MS(医薬品卸販売担当者)の年収の特徴は、業界や企業によって異なり、経験やスキルによって差があることが挙げられます。

また、新卒入社の場合や中途採用の場合でも、年収に違いが見られます。

一般的には、大手企業ほど年収が高い傾向がありますが、業務内容や働く環境によっても変動があるため、転職を考える際には、求人情報や企業の公式サイトなどで具体的なデータを参考にすることが重要です。

MS1年目は年収が低い

MS1年目の年収は、他の職種に比べて低い傾向があります。

これは、医薬品卸業界では経験が重要視されるため、新卒や中途で入社した場合でも、スタート時点では年収が低いことが一般的です。

しかし、業界では次第に昇進し、年功序列によって年収が上がることが一般的です。

大手企業や有名な医薬品メーカーでは、経験を積むことで年収が上がることが期待できます。

日本の医薬品卸業界の平均年収は、前後しながらも次第に上昇しており、視野を広げて業界の求人情報を調べることが重要です。

休日当番の手当金額は基本給計算なのでわりに合わない

 MSの業務では、休日当番制度があり、GWやお盆、年末年始などの繁忙期には、注文が集中し、配送が重要なインフラとなります。

そのため、MSは休日やプライベートを犠牲にして働く場合もあります。

休日やプライベートを犠牲にしているにも関わらず、休日当番の手当金額は基本給に基づいて計算されるため、労働に対する対価としては微妙です。

特に新卒や若手の場合は基本給が低いため、手当がついても割に合わないことが多いでしょう。

そのため、休日手当については、不満を抱えるMSも少なくありません。

しかし、経験や勤続年数が多くなれば基本給の増額が見込めるため、次第に割に合うと感じるケースも増えてきます。

MSの年収は広域卸と地場卸で違う

MSの年収は、広域卸と地場卸で差があることが知られています。

広域卸では数多くの病院や薬局に医薬品を供給しているため、取引先が多く、業務範囲も広いことから、広域卸のMSは年収が高くなる傾向にあります。

それに対して、地場卸は地域密着型で、取引先や業務範囲が限定されていることから、地場卸の年収はやや低めになることが一般的です。

広域卸には、アルフレッサ、メディパル、スズケン、東邦薬品などが挙げられます。

一方、地場卸では、北海道のほくやく、東北のバイタルネット、関西のケーエスケーなどがあります。

広域卸(年収高め)地場卸(年収低め)
アルフレッサほくやく(北海道)
メディパルバイタルネット(東北)
スズケンケーエスケー(関西)
東邦フォレストHD(九州)

MSの年収目安推移(1年目240万→2年目390万→3年目400万→4年目415万→5年目440万)

大手医薬品卸企業や日本の医薬品業界の相場を参考にすると、一般的な目安としては、1年目は240万円、2年目は390万円、3年目は400万円、4年目は415万円、5年目は440万円です。

ただし、MSの年収は業界や企業、新卒採用や中途採用での経験・スキルによって、年収は前後することもあります。

編集部
編集部

また、昇進や業績によって年収が大きく変動することもあるため、【医薬品の卸会社一覧】これでわかる!81社の年収と特徴を総まとめ!で81社分の平均年収をまとめているので、参考にしてみてください。

【医薬品の卸会社一覧】これでわかる!81社の年収と特徴を総まとめ!

MS(医薬品卸販売担当者)とは

MS(Marketing Specialist)は、医薬品卸販売担当者のことを指し、病院や薬局に医薬品を供給する企業に所属する社員です。

主な仕事は医薬品の営業活動であり、医師や薬剤師とのコミュニケーションを通じて、医療機関や薬局に医薬品や医療機器の仕入れや販売を行います。

医薬品や医療機器の専門知識を持ち、日々進歩する医療技術や製品に対応して、適切な情報提供が求められる仕事です。

そのため、専門知識を積み重ねることが必要であり、医療業界や薬局業界と密接な関係を築くことが求められます。 

MS(医薬品卸販売担当者)の仕事内容

MS(医薬品卸販売担当者)は、製薬企業から提供される医薬品を病院や薬局に流通・販売する役割を担います。

また、最新の医薬品情報や治療法に関する情報を医師や薬剤師に提供し、適切な治療支援を行います。

さらに、医療機関との取引を円滑に進めるための交渉やコンサルティングも重要な業務です。

具体的には以下で解説していきます。

医薬品の流通・販売・情報提供

MSの主な業務は、医薬品の流通・販売・情報提供です。

医療機関との取引においては、価格交渉や受発注処理、配達業務を行います。

また、新薬や副作用、適応症などの医薬品情報を医師に提供し、患者の治療に役立てられるようサポートしていきます。

昨今の医療環境の変化により、経営改善や効果的な診療に対するニーズも高まり、MSの役割も益々重要性が増しています。

チームで働くことが多く、個人のノルマ達成だけでなく、チーム全体で目標を達成することが求められます

このため、フィードバックや学び合いを通じて、スムーズなチームワークが大切です。

最後に、医師や薬剤師からの相談にも対応し、問題解決をサポートする業務もこなします。

MS(医薬品卸販売担当者)の主な一日の流れ

MSの一日の流れは、まず営業活動が中心となります。

病院や薬局を訪問し、医師や薬剤師との情報交換や商談を行います。

また、午前中には社内ミーティングやチームとの情報共有、先方への連絡等が主な業務です。

具体的には、次回の訪問先やその日の業務タイミングをチェック。

そして、必要に応じて勉強会や研修を実施し、最新の医療情報や製品知識を習得します。

よくあるMSの業務は以下の通りです。

病院や薬局を回り

まず一日の始まりは、自分の担当エリアにある病院や薬局を回り、必要な医薬品を提供します。その際、医療機関との関係を構築し、医薬品の需要を把握し調整します。

営業回り

次に、業界内での最新情報や新製品情報をキャッチし、顧客に提案します。顧客ニーズに合わせた商品提案が重要となります。

在庫管理・発注

在庫管理や発注業務も担当し、適切な在庫量を維持し、薬価や取引条件を調整していきます。

トラブル対応

営業活動の中での問題やトラブル対応も業務の一部です。速やかに対応し、信頼関係を築くことが大切になります。

業務時間外

自己研鑽や商品知識の向上、営業スキルの磨きなどもMSとしては重要な要素となります。

MSは患者のために最善の治療を提供するため、医療機関との良好な関係を築くことが重要です。

そのため、適切な対応や情報提供が求められる仕事です。

MSとMRとの違い

MS(Medical Specialist)とMR(Medical Representatives)は、どちらも医薬品業界で活躍する職種ですが、役割や働く場所に違いがあります。

主な違いは、MSが医薬品の販売・営業を行い、医師や薬局との交渉や価格決定を担当するのに対し、MRは医療機関と企業の間で医薬品情報やフィードバックを収集・整理し、両者の協力関係を構築・維持する役割を担当します。

また、MRは自社製品の安定供給や市販の医薬品開発に関与し、MSは治療現場での医薬品使用方法や病院・薬局との協力関係を重視しています。

MSとMRの働く場所の違い

MSは医薬品卸会社、MRは製薬会社、それぞれ働く企業が異なります。

MRは主に医療機関や薬局を訪問し、担当する医師や薬剤師とのコンタクトを密にして営業活動を行います。

一方、MSは医療機関内や薬局への医薬品提供業務が中心で、医師との交換や、治療に関するデータ収集・提供を行います。

MSとMRは領域は重なる部分があるものの、実際の業務では異なるフィールドでの業務を行います。

商材

MRは自社製品を扱いますが、MSは医薬品全般を扱います。

MSは医薬品の価格交渉や納入も行い、MRは自社商品であれば医薬品だけでなく、医療機器や試薬なども扱います。

MSは製薬会社から提供される医薬品を、医師や薬局に販売する営業活動を担当します。

一方、MRは専門的な医薬品情報を提供し、医療機関における治療効果や副作用を評価・解釈しながら、医師と連携して適切な医療提供を支援します。

どちらも医薬品に関する知識と技術が求められる仕事で、患者さんの治療に貢献しています。 

知識や資格 

MRとMSはどちらも医療や医薬品に関する知識が必要ですが、MRは営業スキルも求められ、MSは専門知識が重視されます。

どちらの職種も企業や業界によって求められる知識や技術が異なるため、継続的な学習や経験が重要となります。

特にMSは複数の医薬品に対応するため、より幅広い知識が求められます。

これから医薬品業界で働きたい方は、自分に合った職種を見つけ、必要な知識や資格を取得しましょう。

医薬品卸のMSとして働くメリット・デメリット

医薬品卸のMSとして働くことにはメリットとデメリットが存在します。

メリットとしては、キャリアの向上やスキルの獲得、人間関係の構築が挙げられます。

一方でデメリットは、営業職であるため通常の仕事以上に自分自身の結果が求められることや、多くの知識と経験が大切だという点が挙げられます。

MSのメリット

MSとして働くメリットはいくつかあります。

まず、医薬品の知識向上です。

複数の医薬品を扱うことや、さまざまな医療機関の医師と接する機会が多いため、医薬品に関する知識が自然と身に付きます。

また、医薬品卸の仕事を通じて、医療従事者とのコミュニケーションスキルも向上します。

そして、病院薬剤師などと比較して、安定した業務時間・労働条件で働けることもメリットの一つです。

このほか、主なMSメリットを以下に解説します。

医療従事者とのコネクション形成

MSとして働く際には、多くの医療機関を訪問するため、医師や薬剤師などの医療従事者とコネクションを形成することができます。

大病院、クリニック、診療所、薬局など、さまざまな規模の医療機関との関係を築くことができるのが魅力です。

薬剤師資格があれば比較的待遇は良い

薬剤師免許を持っている場合、MSとして働く際に給料面での優遇があるケースが多いです。

医薬品全般を取り扱うため、医療従事者とのコミュニケーションが重要になります。

そのため、薬学部や医療系学部を卒業した人材は重宝される傾向にあります。

開業支援など学習材料の多さ

MS(医薬品卸販売担当者)は、取引先となる病院や診療所、薬局などの医療機関への訪問や調剤薬局への開業支援も手がけます。

開業支援を行う際には、業界のノウハウが豊富に学べるのが大きなメリットです。

これにより、医療機関の経営に関する知識や、薬局の運営方法、医療機器の取り扱い方など、多岐にわたる学習材料を得ることができます。

このような環境で身に付けた知識は、今後のキャリアに大きな強みとなるでしょう。

デメリット

一方で、MSの仕事にはいくつかのデメリットも存在します。

営業職としてノルマが設定されるため、プレッシャーがかかることがあります。

また、勤務先の会社や支店によっては、異動や転勤が頻繁に発生することがあります

このほか、懸念されるのは、医薬品の提供の遅れがないよう休日対応が必要になるケースです。

複数の取引先との在庫確認、医薬品や機器の把握も必要になるため、仕事の負担が大きくなるケースもあります。

このようなデメリットも考慮しながら、MS職を選ぶことが重要です。

営業職としてノルマが存在する

営業職として働くMSには、医薬品や医療機器の販売目標が設定されることが一般的です。

ノルマを達成するため、日々の業務にプレッシャーを感じることもありますが、ノルマ達成の喜びや達成感も得られる反面と言えるでしょう。

勤務形態の不安定さ

MSの勤務形態は、企業や勤め先によって異なります。

一部の会社では、正社員が多く雇用されている一方で、契約社員や派遣社員で働く場合もあります。

したがって、勤務形態の不安定さや就労条件が異なることに注意が必要です。

MS(医薬品卸販売担当者)に求められるスキル

MSに求められるスキルは、MRと同様に幅広い知識が必要です。

医療機関との取引を円滑に進めるために、医療や医薬品、機器に関する正確な知識が求められます。

また、自社の製品やサービスを適切に紹介し、企業の利益に貢献できるよう、営業スキルを鍛えることも重要です。

さらに、取引先のニーズを把握し、最適な提案ができるための情報収集能力や、臨床データを用いて有効性を証明する能力も必要不可欠となります。

医薬品の専門知識

医薬品の専門知識は、MSとして働く上で非常に重要です。

病院や薬局など様々な医療機関を訪れ、多くの医療従事者とビジネスを行うため、自社の製品や一般的な医薬品に関する知識が求められます。

製品の種類や効果、適切な用法・用量、材料や製法、そして提案すべきシステムやプロモーション活動などを理解し、適切な提案ができる能力が必要です。

また、医薬品の卸売業務において在庫管理や適切な商品の選定、さらには医療機器や医用の消耗品に関する知識も必要とされます。

知識を身につけることで、得意先から信頼される営業活動が可能となり、企業の収益と勤務先の会社の業績にもつながります。

コミュニケーションスキル

コミュニケーションスキルもまた、MSとしての仕事で重要な要素です。

病院や薬局のスタッフと円滑にコミュニケーションが取れることで、良好な関係を築き、ビジネスの成功につながります。

ヒアリングスキル

ヒアリングスキルは、顧客のニーズや悩みを正確に把握し、適切な提案をするために重要です。

顧客との信頼関係を築いていく上で、適切なヒアリングが欠かせません。

MS(医薬品卸販売担当者)になるための資格

MSになるために特別な資格は必要ありませんが、医療や医薬品業界の知識を身につけるために、薬剤師や医療事務のような資格を取得することが推奨されます。

また、新卒採用や転職の際に、これらの資格を持っていると有利になることがあります。

企業や大手医薬品卸会社では、入社後にOJTや研修を実施して、必要な知識やスキルを身につけることができるため、現在は薬剤師資格を持たない方でもMSのキャリアをスタートさせることができます。

資格の要否

MSとして働くために必須の資格はありませんが、薬剤師資格や医療事務の資格など、専門的な知識を持つことが、企業や薬局との取引で重宝されます。

また、試験や認定を通じて、事前に医療・医薬品業界の知識を収集することができます。

資格を持っていることで、企業や薬局とのコミュニケーションが円滑になり、仕事の進捗や結果にも大きく影響してきます。

MS認定資格制度

MS認定資格制度は、医薬品卸売担当者のスキルを向上させるための制度です。

これにより、一般の薬局や調剤薬局に提供する医薬品の販売や普及において、より高い実績が期待されます。

日本では、医療機関や薬局と密接な関係を持つ医薬品卸企業が、所属する医薬品協会や特別な法人を通じてこの制度を運営しています。

医薬品卸企業から推薦を受けたスキルアップを目指すMSは、試験を受験することができ、合格後には認定資格が授与されます。

この制度を通じて、ジェネリック医薬品の販売や薬局での商品展開を適切に進めることができるようになり、目標達成に向けてモチベーションが高まります。

これからMSを目指す方にとって、MS認定資格制度は有益な取り組みであると言えます。

MS(医薬品卸販売担当者)に向いている人は?

MSは薬剤師からの転職はしやすいです。

なぜなら、医薬品・調剤に関する専門知識をそのまま活かすことができるからです。

このほか、MSに向いている人は、営業やマーケティング、プレゼンテーションなどのスキルに自信があり、データ分析や競合商品との比較に基づいて戦略を立案できる人でしょう。

また、コミュニケーション能力が高く、他者と協調し、多角的な視点から物事を捉えることが得意な人も適性があると言えます。

それぞれの製品に魅力を見出し、売上に結び付けるために斬新なアイデアを創造できる人が求められています。

MSとして活躍するためには、医薬品業界や医療分野の知識が不可欠ですので、これらの分野に関心を持ち、学ぶ意欲があることも大切です。

MS業界の業界動向と将来性

MS業界は近年、再編が進み、大手と中堅企業の競争が激化しています。

その背景には、医薬品卸売業務の効率化や利益率の向上が求められる傾向があります。

また、医薬品市場全体の売上が減少傾向にあることから、企業間の競争がますます厳しくなっており、連携や統廃合が進む業界となっています。

ただし、MSは医療現場において重要な役割を果たしており、今後も医療や医薬品業界に関与する機会は多くなると予想されます。

個々のMSがキャリアアップを目指し、業界動向を注視してスキルや知識を磨くことが、将来性を見据えた活動につながります。

薬剤師からMS(医薬品卸販売担当者)に転職して年収は上がる?

薬剤師からMSへ転職すると年収は下がるケースが多いです。

ただし、病院薬剤師の場合はMSへ転職して年収が上がるケースが多いです。

その上、病院薬剤師よりもMSの方がプライベートの時間も確保できるようになります。

ちなみに、薬剤師からMSに転職することは十分に可能です。

薬剤師としての経験や知識が、MSとして活躍する上で大きな強みとなります。

医薬品の知識やコミュニケーション能力、医師や患者との関係を築く力など、薬剤師として培ったスキルがMSの職務にも役立ちます。

薬剤師から医薬品卸へ転職するための『基礎知識』は、医薬品卸へ薬剤師が転職するための基礎知識!わかる解説が参考になりますので、一読しておくことをおすすめします。

医薬品卸へ薬剤師が転職するための基礎知識!わかる解説

医薬品卸MSに関するよくある質問

ここでは、医薬品卸MSに関するよくある質問について紹介していきます。

編集部
編集部

主語が大きいですが、医薬品卸は「やばい」です。

ただ、医薬品卸業界に転職してダメかというとそうとも言い切れません。

実際、医薬品卸業界にはいくつかの課題があることは事実です。

「やばい」と表現されてもおかしくないレベル感での問題もあります。

正確には、医薬品卸の業界・企業・職種のレイヤーで主語を切り分けて考えるべき問題でしょう。

この「医薬卸がやばい」かについてより詳しく知りたい方は、医薬品卸はやばい?3つの理由で4大卸も潰れる?も参考にしてみてください。

医薬品卸はやばい?3つの理由で4大卸も潰れる?

まとめ|医薬品卸MSの年収は高くない

医薬品卸MSの年収は高くはありません。

しかし、業務は比較的安定しており、MSへ転職すれば働き詰めの生活からは解放されます。

医薬品の知識も身に付く仕事で、医療関係者とのコネクション形成にもつながることから、MS以降のキャリアも比較的明るいと言えます。